極細麺

麺博多ラーメンの特徴の1つとして極細麺が使われているという点があります。まるでそうめんのような細くて白っぽい麺となっているのです。これが基本となっています。専用の小麦が使われており、福岡県が独自に開発しているものが流通しています。加水率は低めとなっており、これによってコシがあまりなくてスープを吸いやすいのが特徴となっています。博多ラーメンの特徴的なスープがよくしみこむため、それがおいしさの秘密となっているのです。ただし、のびやすくなっているため麺の分量は少なめとなっているのが基本です。

スープがよく絡みやすくするために麺が細くなっているのですが、他にも理由があります。それは、こちらが市場関係者に対して提供されてきたラーメンだからです。市場関係者というのは深夜や早朝にラーメンを食べるケースが多く、とても忙しいです。そのため、早く提供することができるように、湯で時間を短くできる極細麺が採用されているという背景があるのです。それが現在にも継承されているのです。

このような特徴のある博多ラーメンの麺なのですが、場合によっては少し太い麺や普通の麺が使われることもあります。また、硬さを指定できるのが特徴であり、ハリガネやバリカタといった呼称があります。

 

スープや具材

豚骨ラーメン博多ラーメンといえばスープにも特徴があることがよく知られています。それは豚骨スープであることです。ただし、本州の人が一般的に想像するような豚骨スープとは少し特徴が異なっています。こってりや濃厚なものばかりではなくて、かなりさっぱりとしたスープが博多ラーメンのスタンダードであるといえるでしょう。

また、博多ラーメンのお店の中やその周辺では濃厚な強い匂いがするのが特徴となっています。これが醍醐味であるという方もいれば、その匂いを敬遠してしまうという方もいるのです。この匂いに抵抗を感じてしまう方がいるため、お店によっては匂いを抑えるためのさまざまな工夫をしているケースもあります。たとえば下処理をしたり、スパイスを加えたり、鶏がらとミックスにしてみるといった工夫があるのです。

博多ラーメンの具材については、ネギだけのシンプルなもの、あるいはそれにチャーシューを加えたものがスタンダードであるといえるでしょう。その他の具材としては、もやしやメンマ、きくらげ、のりといったものがあります。これらはお店ごとに異なっています。各店舗でこだわりの博多ラーメンを提供しています。紅しょうがのイメージもあるかもしれません。これは一説によると他の具材だけでは色調が暗くなってしまうため、華やかなイメージを持たせるために紅しょうがが加えられるようになったとされています。